最近、MidjourneyのWeb版では「参照」と「編集」の2つの機能がさらに細かく強化されました。スタイル参照(Sref)により画風を再利用可能にし、高度編集では部分的な修正をコントロール可能なプロセスへと進化させています。本記事では、より実践的なアプローチで、Midjourneyの新機能を実際の画像制作に活用する方法をご説明します。
スタイル参照(Sref)で画風を画像に継承
Midjourneyのスタイル参照(Sref)は、V7タスクにおけるデフォルト機能となりました。参考画像をプロンプト欄の「スタイル参照」エリアにドラッグするだけで、その画像の色調、質感、全体的な美的方向性をMidjourneyに継承させることができます。別の方法として、プロンプトの末尾に--sref URL(アクセス可能な画像リンク)を追加する方法もあり、これはテンプレート化した一括画像生成に適しています。
実際の作業では、Srefは「同一シリーズのポスター」や「同一ブランドのビジュアル」といった要件に最も効果的です。まず安定した画風のマスター画像を決定し、それをもとにMidjourneyで異なるコピーや主体を用いて画像を展開すれば、一貫性が格段に向上します。
高度編集の「消去」と「復元」:部分的な画像修正を安定化
Midjourney Web版の高度編集機能の中で、最も頻繁に使用されるのが「消去(Erase)」と「復元(Restore)」です。消去のロジックは直感的で、不要な部分を塗りつぶすと、Midjourneyが空白部分を再生成します。これは、画像修復(inpainting)をクリック操作に置き換えたようなものです。
塗りすぎたり方向性が間違っていたりした場合は、復元機能で元の状態に戻し、再度消去を行えばよいでしょう。この組み合わせは、手の修正、背景の不要物の除去、小道具の置き換えなど、頻繁に発生する手直し作業に特に有効です。


