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フランス検察、マスク氏とX(旧Twitter)を児童ポルノ容疑で訴追へ

2026/5/10
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フランス・パリ検察当局は水曜日、イーロン・マスク氏とそのソーシャルメディアプラットフォームXに対し、正式な刑事捜査を開始したと発表した。容疑は児童性的虐待画像ディープフェイク偽情報、さらに同プラットフォームのAIシステム「Grok」が人道に対する犯罪を否定する共謀に関与した疑いなど多岐にわたる。検察はマスク氏とX社に対し、未成年者性的虐待画像の共謀保有・拡散、個人データの違法収集、自動データ処理システムの不正操作など複数の罪状で訴追を求める方針。

本捜査は2025年1月に開始され、パリ検察のサイバー犯罪部門が主導。同年2月には捜査当局がXのフランス国内オフィスを家宅捜索し、その後マスク氏の事情聴取が行われた。検察は3月、米司法省および証券取引委員会(SEC)に対し、Grokが生成したポルノ的ディープフェイクコンテンツをめぐる論争が「意図的に仕組まれ、X社およびxAI社の企業価値を人為的に引き上げ、刑事犯罪を構成する可能性がある」と警告を発している。

フランスの規制当局は近年、テクノロジープラットフォームに対するコンテンツ審査の監視を強化している。今回のX社への捜査は、従来の子ども安全問題に加え、AI生成コンテンツを利用した市場操作の疑いを初めて刑事追及の対象とした点で注目される。これは欧州におけるテック大手への二重の違法リスク——コンテンツコンプライアンスと金融詐欺——に対する規制の道筋がさらに狭まる可能性を示唆している。今後の案件の展開は、国際的な司法協力とAIガバナンスの限界を試すことになるだろう。

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