フランス・パリ検察庁は水曜日、Elon Musk氏と同氏が運営するSNSプラットフォームXに対し、正式な刑事捜査を開始し、複数の罪で起訴を求める方針を明らかにした。捜査はパリ検察庁のネット犯罪部門が2025年1月に開始し、今年2月にはXのフランス現地オフィスが家宅捜索を受け、その後Musk氏本人も召喚された。検察はXに対し、「未成年者性的虐待画像の共謀的保持・拡散」、性的ディープフェイクコンテンツの作成・拡散、人道に対する罪の否定、自動データ処理システムの組織的な操作など、複数の違法行為への関与を疑っている。
さらに、パリ検察庁は今年3月、米司法省と証券取引委員会(SEC)に対し、XのAIシステム「Grok」が生成した露骨なディープフェイクコンテンツをめぐる論争が、X社およびxAI社の市場価値を人為的に引き上げるための「意図的な工作」である可能性があり、刑法に抵触する恐れがあると警告を発していた。検察はまた、Xが個人データを違法に収集したなど、ユーザーの権利を侵害する行為についても捜査を進めている。フランス警察は現在、プラットフォームのアルゴリズムとコンテンツモデレーションの仕組みがこれらの事件においてどのような役割を果たしたかを特定するため、さらなる証拠を収集している。


