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フランス検察、マスク氏とXを児童性的虐待画像事件で提訴

2026/5/11
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フランス・パリ検察当局は現地時間5月7日、ソーシャルメディアプラットフォームXとその所有者イーロン・マスク氏に対し、児童性的虐待画像の共謀所持・拡散、性的ディープフェイク制作、虚偽情報の拡散、人道に対する罪の否定などの容疑で司法調査を開始したと発表した。この調査はパリ検察のネット犯罪部門が2025年1月に着手し、同年2月にはXのフランス国内拠点に対する家宅捜索を実施。マスク氏は4月にパリで事情聴取のため召喚されており、検察は本人が欠席した場合でも捜査を継続する方針を示している。

調査は複数の重大な罪状に及んでいる。児童性的虐待画像関連の容疑に加え、個人データの不法収集、性的ディープフェイクの組織的拡散、さらにXのAIシステム「Grok」による「自動化データ処理システムの組織的な操作」の疑いも含まれる。パリ検察の声明によれば、Grokが生成した性的ディープフェイクをめぐる問題は、単なる技術的な制御不能ではなく、XおよびxAIの企業価値を意図的に高めるために仕組まれたマーケティング手法である可能性があるという。検察は3月、この行為が刑事犯罪に該当する可能性があるとして、米司法省と証券取引委員会(SEC)に通報している。

現在、フランス検察はマスク氏とXに対する正式な起訴を目指しており、共謀罪、データ違反、市場操作の疑いが対象となっている。本件は、テクノロジー大手のAIコンテンツモデレーションの欠如、ディープフェイク規制、そして潜在的な金融詐欺の問題が交錯するものであり、クロスボーダーのテクノロジープラットフォームに対するコンテンツ安全性とコンプライアンスの法的監視がますます厳格化していることを示している。今後の訴訟の行方は、Xのフランス国内での事業展開だけでなく、AI生成コンテンツのグローバルなガバナンスにおいて重要な判例を確立する可能性がある。

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