OpenAIはマイクロソフトとの独占的なクラウド提携契約を正式に終了し、Amazon Web Services(AWS)およびGoogle Cloudとの協業を拡大する方向へ舵を切った。4月29日に開示された再編条件によれば、マイクロソフトはOpenAIへの売上分配を停止。OpenAIはこの条件により独立した販売権を獲得し、今後はマイクロソフトの許可なくAWSやGoogle Cloud上で自社のAIモデルを展開・収益化できるようになる。一方、マイクロソフトはAzureを通じたOpenAIモデルの販売による全収益を引き続き保持する。
今回の再編により、OpenAIはマイクロソフトのクラウドエコシステムへの依存から完全に脱却した。Amazonは公式ブログで「これはAWSとOpenAIの協業深化の始まりに過ぎない」と述べ、Amazon Bedrock上での最新モデルとエージェント機能の継続的な統合を約束。さらに、Amazonは2026年2月にOpenAIに対し500億ドルの投資を発表しており、この資金はOpenAIがAWS独自開発のTrainiumチップを購入し、大規模言語モデルのトレーニングに活用するために充てられる。同時にGoogle Cloudも修正後の契約条件を積極的に評価し、協業の可能性を模索している。


