米ホワイトハウスは5月28日、トランプ政権の公式X(旧Twitter)アカウントを通じて、15秒のプロモーションビデオを公開。その背景音楽として、エレクトロニックデュオBoards of Canadaの未発表新曲「Deep Time」が使用された。この楽曲は、同デュオが5月29日にリリース予定のアルバム『Inferno』に収録されている。ホワイトハウス公式アカウントは、このアンビエントな楽曲を宣伝内容に合わせて採用したが、直後に大きな波紋を呼んだ。
動画公開後、コメント欄は瞬時に怒りに満ちたBoards of Canadaファンで埋め尽くされた。多くのユーザーが、ホワイトハウスが同デュオの楽曲を「権威主義的ファシズムプロパガンダ」や「偽愛国的なクリップ」に利用したと非難。中には、トランプ大統領が「まるでマイケル・ベイのファンアカウントを運営するかのように、第三次世界大戦の映画予告編を投稿している」と皮肉る声も上がった。さらに、複数のネットユーザーが、著作権者の許可を得ずに音楽を使用した法的正当性を疑問視し、著作権侵害に当たる可能性を指摘した。

