OpenAIが正式にロボット分野に復帰。5月31日、CEOのSam Altman氏がXプラットフォームで、OpenAI Roboticsが「社会に役立つロボットのプログラミングと製造」を目的に、「優秀なフルスタックハードウェア、オペレーション、システム、機械学習エンジニア」を積極的に募集していると発表。共同創業者兼社長のGreg Brockman氏はその後、同部門が「物理世界で人間を助けるAIの構築を迅速に進めている」と確認した。この動きは、OpenAIが初期のロボットプロジェクト解散後、初めてハードウェア戦略を公に再開したことを示す。
家庭用サービスや倉庫仕分けとは異なり、OpenAIロボットの初期方向性は重要なインフラ建設に焦点を当てている。データセンター、送電網、工場での配線、コンクリート打設、組立作業などだ。こうした重労働はAI計算能力拡大の波における人手不足のボトルネックとなっている。実際、OpenAIはこの分野から完全に離れていたわけではない。同社の創業ファンドは2023年、人型ロボット企業1X Technologiesの2350万ドルの資金調達ラウンドを主導。同社はカリフォルニア州ヘイワードに米国初の垂直統合型人型ロボット工場を開設している。

