現地時間2026年3月2日から3日にかけて、Anthropicが運営するAIプラットフォーム「Claude」に大規模なサービス障害が発生。世界中の数千人ものユーザーがAIチャットボット、API、コード共同作業ツールを利用できない状態となりました。Anthropicの公式ステータスページによると、問題はUTC時間3月2日16:50頃にClaude Opus 4.6モデルで最初に確認され、その後claude.aiのWeb版、Claude Code、Claude Cowork、そしてプラットフォームAPIなど複数のモジュールに急速に拡大しました。同社は3月3日04:43に「多数のエラー」を調査中であることを確認し、08:43には修正プログラムを展開しましたが、10:27時点でもClaude Opus 4.6に異常が残っていると報告されています。この障害は一般ユーザーだけでなく、APIやClaude Codeに依存する企業チームにも影響を及ぼし、業界の注目を集めました。
注目すべきは、今回のサービス中断がAnthropicとアメリカ国防総省との間で軍事利用の権限をめぐる問題が表面化していたセンシティブな時期に発生したことです。外部からは安定性がClaudeの商用化において極めて重要であるとの見方が強まっています。Anthropicは障害発生中、主にステータスページを通じて更新情報を提供し、メディアからのコメント要請には即座に応じませんでした。記事執筆時点でClaudeのコアサービスはほぼ復旧していますが、同社は一部モデルの稼働状況を引き続き注視しているとしています。

