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OpenAI、Microsoftの独占クラウド契約から脱却、AWSと連携しAIサービスを拡大

2026/5/23
Openai

OpenAIはこのほど、Microsoftとの提携関係を再編し、長年にわたる独占的なクラウドサービス契約を終了、Microsoft Azureへの単一依存から正式に脱却した。新契約に基づき、Microsoftはクラウド売上に基づく収益分配をOpenAIに支払う代わりに、Azure経由でOpenAIモデルを販売した全利益を保持する。一方、OpenAIは完全な独立性を獲得し、AWSやGoogle Cloudなどのサードパーティプラットフォームで自社のAIモデルを販売する自由を得た。Microsoftの許可は不要となる。この変更は、両社が深く結びついた関係から、より柔軟なパートナーシップへと移行したことを示す。

発表の翌日、Amazon AWSはOpenAIとの間で「大規模な拡大」提携に合意したと発表。AWSは公式ブログで「より深い協力の始まり」と述べ、両社はOpenAIの最先端モデルをAmazon Bedrockサービスに統合し、顧客が最新のブレークスルーを活用してAIエージェントやモデルを構築・デプロイできるようにすると説明した。AWSのCEOであるMatt Garman氏とOpenAIの最高収益責任者であるDenise Dresser氏は、サンフランシスコでの発表会に共同で出席し、今回の提携がエンタープライズ向けAIアプリケーションの導入を大幅に加速させると強調した。

アナリストは、OpenAIの「マルチクラウド戦略」がAIインフラの状況を変えつつあると分析する。関係筋によると、Google Cloudも新契約の条項を積極的に評価し、同様の提携の可能性を模索しているという。Microsoftにとっては、OpenAIモデルの独占販売権を失ったものの、Azure上の全販売収益を保持できるため、全体的な財務影響は中立からややポジティブと見られる。今後、OpenAIはAWSやGoogle Cloudの膨大な顧客基盤を活用して商用化を加速させる一方、企業ユーザーはAIモデルのデプロイ環境をより柔軟に選択できるようになり、業界全体がマルチクラウド並行の新たな段階に突入しつつある。

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