Reutersの独自調査によると、SpaceX傘下のAIスタートアップxAIが開発したチャットボットGrokは、ワシントンの連邦機関で冷遇されている。この状況は、SpaceXが準備する史上最大級のIPOにおいて、AI事業の成長を強調するストーリーを弱める可能性がある。SpaceXはxAIを、将来的に数兆ドル規模とされるAIサービス市場の鍵を握る存在と位置づけてきた。しかし、調査でインタビューに応じた7人の連邦職員、3人の契約専門家、さらに米政府のAI資産リストの記録は、Grokがこの分野でほぼ採用されていないことを示している。米行政管理予算局(OMB)がまとめた関連記録については、同局はコメントを控えた。
サイバーセキュリティ企業NetskopeがReutersに提供した最新データは、この低迷をさらに裏付けている。Grokのエンタープライズユーザーのアクティブ率は、ユーザー1000人あたりわずか2人にまで低下し、以前よりも悪化した。xAIは米国連邦調達庁(GSA)を通じて連邦機関にアプリを提供できるものの、ほとんどの同業のAI企業も政府における利用状況について問い合わせに回答していない。この現実は、SpaceXがIPO向けの資料で描く「AI成長ストーリー」とは対照的である。


