OpenClawは、AIエージェントの設定・管理を行うオープンソースのツールですが、実際に使うと起動失敗やプロキシ接続エラーに遭遇しやすいものです。この記事では、よくあるエラーコードとその原因を整理し、検証済みの修復手順を紹介します。これにより、OpenClawを素早く正常な状態に戻せます。
起動失敗:設定ファイルの誤りと依存関係の不足
OpenClaw起動時に「config.json parse error」や「missing required field」と表示される場合、設定ファイルの形式が間違っているか、必須パラメータが不足しています。config.json内にapi_key、model_endpoint、proxy_modeなどの必須項目が含まれているか確認し、JSONバリデーションツールを使って余分なカンマや引用符の不一致がないかチェックしてください。「dependency not found」エラーが出た場合は、必要なPythonパッケージがインストールされていないため、pip install -r requirements.txtを実行すれば解決します。
Windows環境では「permission denied」エラーが発生することもあります。これはOpenClawがシステムのプロキシ設定を読み取る必要があるためです。管理者としてターミナルを実行するか、ウイルス対策ソフトがポートのリスニング権限をブロックしていないか確認してください。
プロキシ接続異常:ポートの競合とネットワークプロキシの競合
OpenClawが「port already in use」を報告した場合、デフォルトポート(例:8080)が別のプログラムに使用されています。lsof -i :8080(Linux/macOS)またはnetstat -ano | findstr 8080(Windows)で該当プロセスを特定し終了させるか、起動コマンドに--port 8081を追加してポートを切り替えてください。「connection refused」エラーの場合は、対象AIサービスのアドレスとポートが正しく記述されているか、ローカルファイアウォールで通信が許可されているかを確認します。
システムレベルのプロキシを利用している環境では、OpenClawが内部ネットワークと外部ネットワークのトラフィックを適切に振り分けられない可能性があります。config.jsonでproxy_modeをexclusiveまたはdirectに設定し、プロキシの入れ子を避けてください。
